#author("2019-06-12T09:29:28+00:00","hinodeya","hinodeya") #author("2019-06-12T10:46:46+00:00","hinodeya","hinodeya") &pgid(,Ecolife情報); > &pgid(,省エネクイズ); * Q14 部屋を暖房しているときに、一番熱が逃げやすい場所は? [#eee33d86]」 * Q14 部屋を暖房しているときに、一番熱が逃げやすい場所は? [#eee33d86] >''1.天井'' >''2.床'' >''3.ガラス窓'' RIGHT:''答えは、一番最後にあります'' **解説 [#b2157a95] 部屋の空気をあたためていても、熱が逃げてしまっていては、無駄になってしまいます。では、どこから多く熱が逃げているのでしょうか。 ある程度壁や床にも断熱が入り、窓も二重窓になっている、新省エネ基準相当の家でモデル的に計算された例では、天井や屋根から逃げていく分が6%、床から逃げていく分は10%とされています。 それ以上に多く熱が逃げている部分としては、換気によってのロスが17%、外壁から逃げる熱が19%と推計されています。 そして最も多くの割合が逃げているのが、窓などの「開口部」でここから48%の熱が逃げると計算されています。 壁や天井、床などはあまり断熱材が入っていなかったとしても、厚さは10cm以上はあります。窓はほんの薄いガラス板でできており、冬でなくても触ったら熱が逃がされるために表面が冷たく感じるほどです。厚さは1cmにも満たない程度ですから、一番熱を通しやすい場所ということになります。2枚重ねてあったとしても、壁の厚さにはかないません。 光を通すために窓ガラスが使われており、それほど厚くできるわけではありません。それでも熱が逃げやすいということはしっかり頭の隅に置いておく必要があります。窓用の断熱シートを貼ったり、カーテンを厚手のものにして床までしっかり届くようにしたり、少しの工夫で快適さや省エネを改善する余地は大きくのこされています。工務店に頼んで、内窓など断熱工事をすることも有効で、光熱費を減らすだけでなく、快適さも向上しますし、窓面に結露がつきにくくなるものうれしいところです。 冬の暖房では、窓をしっかりと眺めてみてください。 **''[答え] 3.ガラス窓から逃げやすい'' [#wd2d3478]