&pgid(,Ecolife情報); > &pgid(,家庭の二酸化炭素排出量); ** 概要 [#a4fcbba3] ごみは、二酸化炭素排出量の部門では「廃棄物部門」に入るために、民生家庭部門の統計とは異なってくる。ただし、家庭ごみの排出は、家庭において削減が可能であることから、家庭からの二酸化炭素排出に含める例も少なくない。 ちなみに、二酸化炭素排出量の算出にあたっては、プラスチックごみの焼却に伴う排出がカウントされ、生ごみや紙ごみなどの焼却によって発生する二酸化炭素は、「カーボン・ニュートラル」とよばれる考え方から、値には含まれない。 またごみに関しては、モノの製造に関わる二酸化炭素排出量も関わってくるが、これを含めて評価した事例はあまりない。(ざくっと言えば、紙やプラスチックなどは、重量のおよそ1〜2倍程度が製造時の二酸化炭素排出量になる) ** 設定値 [#z684a73a] 世帯あたりの家庭ごみ排出量全国標準値(2012年度値) ||全国標準値|単位|CO2換算値(kg-CO2)| |家庭ごみ|RIGHT:588 | kg/年/世帯 |RIHGT:155 | |家庭ごみ|RIGHT:588 | kg/年/世帯 |RIGHT:155 | ** 参考資料 [#aaf59094] -環境省「日本のごみ」:一般廃棄物発生量のうち、家庭由来と、事業系由来にわけられ、このうちの家庭由来の分を評価した。2012年度数値でいえば、生活系ごみの排出量は2949万トンとなる。 **算出方法 [#ddbbbc9d] -二酸化炭素排出量の原単位は、0.264kg-CO2/kg-湿ごみ を用いて換算した。ちなみにこの原単位は、家庭ごみ発生量(湿重量)に対する、二酸化炭素発生量(プラスチック分のみ計算)を表現しているため、上記消費量では、単純に排出量(湿重量)を示した。