* Q6.ポットで沸かしたお湯は、保温しておくのと、保温を切って沸かし直すので二酸化炭素排出量は違う? [#fcc2ec85] >''1.保温するほうが少ない'' >''2.沸かし直すほうが少ない'' >''3.変わらない'' RIGHT:''[答え] 2.沸かし直すほうが少ない'' RIGHT:''答えは、一番最後にあります'' **解説 [#j44cfd8d] 【「熱が逃げる分」を補うためにエネルギーを消費する】 保温に使われるエネルギーは、熱が逃げた分だけ必要となります。このため、熱が逃げにくいようにしておくほうが、消費エネルギーは少なくなります。 最近のポットには「省エネ保温」モードがあり宣伝されています。これはお湯の温度を約60度まで下げて保温しています。熱が逃げる速度は、お湯と室温の温度差に比例するため、お湯の温度を下げると逃げる熱も少なくなるのです。 同じことで、保温を切って冷める状態のほうが、トータルで逃げてしまう熱の量は少なくなります。あらためて温めなおす時には、冷えていますのでたくさんの電気を食うように思えますが、トータルでみると温め直すほうが消費電力量が少なくてすみます。 つまり、できるだけ保温はしないほうがいいことになります。特に夜など使わない時には消しておくことが大切です。 ** ★★毎日24時間保温していると大変 [#i3d58494] ポットのカタログによると480kWhの電気が消費されます。これは電気代にすると約1万円。家庭の電気消費の1割にも達します。 ** ★★お湯の量に関係するの? [#jea7b356] 保温のエネルギー消費量はお湯の量にはほとんど関係ありません。少量でも多量でも同じだけ保温のために電力がかかります。 ** 関連情報 [#x4d6c46c] --&pgid(,E23 真空断熱の電気ポットに買い替える); --&pgid(,E44 夜間や留守時など使わない時は電気ポットの保温を止める); --&pgid(,E46 電気ポットの保温は温度設定を低くする); **''[答え] 2.沸かし直すほうが少ない'' [#i375656d]