Ecolife情報 > 家庭の二酸化炭素排出量
ガソリンは、二酸化炭素排出量の部門では「運輸部門」に入るために、民生家庭部門の統計とは異なってくる。ただし、自家用車については家庭の利用と考えることができ、家庭において削減が可能であることから、家庭の消費に含める例も少なくない。
総務省の家計調査によるものと、国土交通省によるものの2種類がある。
設定値†
世帯あたりのガソリン年間消費量全国標準値(2012年値)
| 全国標準値 | 単位 | CO2換算値(kg-CO2) |
ガソリン | 531 | L/年/世帯 | 1,232 |
参考資料†
- 総務省統計局「家計調査」:年報が毎年発行されているが、インターネットの月報が詳しい。地域別情報や、世帯人数別情報、月別情報が得られる。
- 国土交通省「自動車輸送統計調査」:自家用車に相当する部分が、家庭と考えられる。
算出方法†
- もともと統計資料としては「家計調査年報」を用いていた。
- 環境省が、環境家計簿等における参考値として示しているものは、2つの統計の間の数値を採用している。(別途推計式を置いていたと記憶している)
- ちなみに、家計調査では、お父さんのお小遣いでガソリンを買った分や、通勤の会社持ち分などは計上されないために少なめに出る。一方、自動車輸送統計調査では、自営業分が含まれるために、多めになっていると推計される。
- 二酸化炭素排出量は、C2.1の原単位を用いて換算した。