Q9.冬にエアコンを使うときは送風を弱くしたほうがいい?

1.弱いほうがいい

2.強いほうがいい

3.関係ない

答えは、一番最後にあります

解説

 冬に風は寒いかもしれないけれど、暖かい空気は軽いため、天井付近に集まってきます。エアコンやストーブなどで暖房していると天井付近は30℃以上に達していることもあります。暖房しているときに、天井に手をあててどの程度暖かいか調べてみてください。

 このため、扇風機などでかきまぜてやることで、部屋全体が暖まることになります。冬に扇風機など寒くて使えないという方には、うちわをおすすめします。うちわで天井をかきまぜることで、部屋全体も暖まりますし、身体も暖まります。

 もっとも、人間の体が感じる温度(体感温度)は、風速1m/sごとに1℃下がります。直接あたらないほうが暖かく感じるのは事実です。

★★エアコンはどうしたらいい?

 エアコンは天井の近くにあるので、空気を床の方向に送ってやらないと、天井ばかりあたためる結果となりがちです。このため送風は「強」のほうがいいことになります。一見「弱」のほうが省エネのように思えますが、弱では床付近が暖まらないので、省エネどころか無駄にエネルギーを使っていることになります。

 最近のエアコンは「床まで暖かい空気を送りつける」機能がついて暖かいことが宣伝されています。

関連情報

:[答え] 2.強いほうがいい


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Last-modified: 2016-06-21 (火) 12:01:12, by 有限会社ひのでやエコライフ研究所