湯たんぽを活用する†部屋全体を暖房しても、身体があたたまらなければ意味がありません。身体に接して暖めてくれる湯たんぽは、熱の多くが身体に伝わりますので、効率的です。 座っているときに抱いてみたり、寝るときに布団の足下近くに置いたり、使い方はいろいろです。 朝にはぬるくなっていますが、顔を洗うのには十分使えます。(いつもお湯を使っている場合)お湯を出さない分、こちらも省エネです。 熱湯を入れる人と、60℃くらいのお湯(さわって暖かみを感じる程度)を入れる人と分かれるようですが、使い方はそれぞれ工夫してみてください。 効果†2リットルのお湯をわかす(沸騰させる)ためのエネルギーは、都市ガスで0.03立方メートル(4円)程度です(ガスコンロの効率を50%として)。ガスファンヒーターなら10分程度使う量に相当します。 費用†湯たんぽは、金属の昔からあるタイプ、プラスチック製のものなどが売られています。ゴム式(氷枕のようなもの)もあるようです。金属式のものは、そのままコンロにかけてお湯をわかすこともできますし、IHに対応したタイプも売られています。1500円〜2500円程度で売られています。 もし、費用をかけたくない場合には、ペットボトルでも十分代用できます。ただし、お湯で変形しがちですので、ホット飲料が入っていたペットボトルを使うようにしましょう。 関連の取り組み†使い捨てカイロは、ごみが発生しますし、カイロを作るためのエネルギーが大量に必要になりますので、おすすめしません。 導入のしかた†おすすめの家庭†どの家庭でも簡単に取り組めます。 特に、ふとんが寒いと感じる人、夜に寝室に暖房をつけているような家庭であれば、おすすめです。 経験談†学生時代はよく使っていたのですが、阪神大震災の時に供出してから使っていません。あのとき活用してもらえたでしょうか。 質問:湯たんぽと電気毛布だとどちらのほうが環境負荷が小さいの?†湯たんぽを使うのにもお湯を沸かす必要があり、二酸化炭素が発生します。湯たんぽばかりがもてはやされていますが、どうなんでしょう。 1)湯たんぽ(2リットル)のお湯をわかす環境負荷
2)電気毛布を一晩使うときの環境負荷
3)比較すると 夜寝るときに寒いから一時的につけるのであれば、電気毛布のほうがいいみたいです。朝まで使うことを前提にすれば、特に違いはありません。(値段的にも) ただ、湯たんぽのほうが身体の芯まで暖まるという体験談もあります。 コメント† |