同じ大きさで、より消費電力の少ないテレビを購入しましょう†テレビの消費電力は、小型のものほど小さく、大型になるほど大きくなります。でも同じ大きさでも、消費電力は2〜4倍違ってくる場合があります。買い替えをするときには、同じ大きさでも、カタログなどで消費電力をチェックして、省エネ型のものを選ぶようにしましょう。同じサイズでも4Kタイプなど、機能が追加されている場合に、消費電力が大きくなる傾向があります。 ただし、以前の同じ大きさのテレビと比較すると、消費電力量は小さくなってきています。ハイビジョンが出たてのころの32型テレビを使っている場合には、省エネ型テレビを選べば50型でも同じ消費電力に抑えることができます。 図:テレビのサイズと消費電力量:統一省エネラベル作成サイトより作成(2019年4月時点)
テレビの販売コーナーに行くと、「8畳部屋用で42型が適切」など、極端に大型のものを勧められます。昔は「テレビは3m以上離れて見るように」などと指導がされていたものです。現在の目安は、目の健康にいいかどうかではなく、迫力あるかどうかで決められているものです。解像度が高くになると細かい部分の映像も表現できるようになるのですが、離れて見ると4Kも通常のテレビも違いが分からない(メリットが得られない)ことから「近づいてみるのがいい」とされているだけかもしれません。 販売コーナーで比較すると4Kなど画素の多いタイプの美しさが目立ちますが、家でふつうに使う分には、それほどの技術はいらないのかもしれません。詳細画面化が家庭の消費量を増やしているとも言えるでしょう。 効果†1日の利用時間を 時間として計算すると、
サイズごとの最高性能機種
費用†消費電力が多いタイプは、高機能のものが多く、逆に省エネ型のほうが安いことが多いです。必要な機能を考えて、選ぶようにしてください。 省エネの事をかんがえるのであれば、ぜひ大型でないタイプを選ぶようにしてください。 ちなみに、大型になるほど販売価格も高くなります。 関連の取り組み†テレビは家庭の電気消費のおよそ1割を占めており、提案も多くなされています。E14 家にある消費電力の少ないテレビと交換して使うや、E16 小型のテレビを購入して使うといった機器の提案があります。 あとは、番組表を確認してつける時間を短くすることも有効です。 E109 テレビの画面の明るさを控えめに設定することも大切です。テレビには、明るさの調整をする機能がついています。部屋の明るさに合わせて自動調節する機能を有効にしたり、手動で暗くすることにより、消費電力をかなり削減することができます(特に液晶テレビの場合には半減程度までさせることができます)。ちなみに、音を大きくすると消費電力が大きくなるという話がされる場合もありますが、音の大きさはそれほど消費電力には影響しません。 導入のしかた†電器屋さんの店頭で並んでいるものや、カタログには、どれが省エネ性能が高いかが表示されています。 テレビでは、「年間電気代」「年間電気消費量」が指標となります。この値が小さいほど省エネ性能が高いことになります。 おすすめの家庭†テレビの買換を考えている家庭におすすめです。 コメント† |