夜寝る前に、主電源を切る†最近の多くの電化製品にはリモコン機能がついていますが、こうした機器では、消したつもりになっていても電気が消費されている場合があります。コンセントに電源をつないでおくだけで消費する電気のことを待機電力といい、家庭の電力消費の約6%、年間に換算すると1万円に達します。 夜寝る前やしばらくしばらく留守にするときなど、電化製品の電源はリモコンで切らずにできるだけ主電源から切りましょう。 エアコンやテレビなどはリモコンで電源を落としても、リモコンからの操作を反映するために待機電力を消費しています。また時計機能が動いているものも、電気を消費しています。 ただし、最近の機種では主電源を切らないほうがいいものもあります。録画機器(DVDなど)は、夜間にデータ受信を行いますので、番組検索などが使えなくなる場合があります。おおむね2002年頃以降の製品は大幅に待機電力をカットしていますので、主電源を切る効果もそれほど大きくありません。(2009/08/04) 効果†調査によると、家庭の電気の消費の約1割が待機電力によるものでした。月あたり1000円、年間では1万円以上となります(平成14年度省エネルギーセンター調査)。ただし、最近の機器は待機電力削減に対応しているため、削減される傾向にあり、最新の平成20年度調査では、待機電力の合計は285kWhで、家庭全体の6.0%まで下がっています。 待機電力の中で、大きな割合を占めているのが、ビデオ・テレビなどのオーディオ関係です。特に旧式の装置をつけている場合には、待機電力が大きい傾向があります。 その他では、給湯器でも多くの待機電力が消費されています。リモコンのスイッチを消すとやや削減されますが、主に凍結防止センサーなどの機能を働かせるために消費されており、コンセントを抜かないとゼロになりません。 待機電力を25W分、毎日8時間減らすことができた場合の効果は以下のようになります。
費用†主電源を切るだけなので特に費用はかかりません。 関連の取り組み†主電源を切るだけでなく、E59 エアコンを使わない季節はコンセントからプラグを抜くといった、使わない季節はずっと電源を切っておく取り組みもあります。 導入のしかた†主電源を切って回るのも手ですが、主電源を切りたい機器のコンセントをひとつの延長コードにまとめて管理すると楽です。そういった機能を持つ「省エネタップ」はホームセンター等で購入することができます。 ちなみにビデオについては、時計機能がリセットされてしまうものもあります。特に家族が予約をしていた場合などは、勝手に切ってしまうとトラブルの元になりますので、お互い声をかけて取り組みましょう。 パソコンについても、多くの待機電力がかかりますので、コンセントから抜くことが有効です。ただし、パソコンをすぐ復帰できるように「スリープモード」にして一時終了している場合には、データが消されてしまうことになります。これも家族が勝手に抜いてしまうとトラブルが起る可能性がありますので、注意してください。 特にエアコンを切るときに、いきなり主電源で切ると、故障をする原因となります。リモコンで止めて、全ての機能が停止した後に主電源を切るようにしてください。(2009/08/04) おすすめの家庭†たくさんの電化製品を使用している家庭でおすすめです。特にパソコン関連(本体、モニター、プリンター等)をひとつの省エネタップで管理すると楽に省エネすることができます。 商品例†コメント†
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