Q6.ポットで沸かしたお湯は、保温しておくのと、保温を切って沸かし直すので二酸化炭素排出量は違う?†
答えは、一番最後にあります
解説†【「熱が逃げる分」を補うためにエネルギーを消費する】 保温に使われるエネルギーは、熱が逃げた分だけ必要となります。このため、熱が逃げにくいようにしておくほうが、消費エネルギーは少なくなります。 最近のポットには「省エネ保温」モードがあり宣伝されています。これはお湯の温度を約60度まで下げて保温しています。熱が逃げる速度は、お湯と室温の温度差に比例するため、お湯の温度を下げると逃げる熱も少なくなるのです。 同じことで、保温を切って冷める状態のほうが、トータルで逃げてしまう熱の量は少なくなります。あらためて温めなおす時には、冷えていますのでたくさんの電気を食うように思えますが、トータルでみると温め直すほうが消費電力量が少なくてすみます。 つまり、できるだけ保温はしないほうがいいことになります。特に夜など使わない時には消しておくことが大切です。 ★★毎日24時間保温していると大変†ポットのカタログによると480kWhの電気が消費されます。これは電気代にすると約1万円。家庭の電気消費の1割にも達します。 ★★お湯の量に関係するの?†保温のエネルギー消費量はお湯の量にはほとんど関係ありません。少量でも多量でも同じだけ保温のために電力がかかります。 関連情報†[答え] 2.沸かし直すほうが少ない† |