Ecolife情報 > 家庭の対策

敷き布団の下に断熱シートを敷く

 冬に布団で暖かく寝るための工夫として、敷き布団の下に断熱シートを敷くという方法があります。

 このシートは、表面がアルミ蒸着されており「銀マット」と呼ばれることもあります。アルミ面で熱を反射するほか、スポンジ部分で熱を通さない仕組みとなっており、敷き布団と通して逃げる熱を遮断し、布団は暖かくなります。ちょっとした工夫ですが快適さが向上しますのでぜひ試してみてください。

 また、こたつの敷き布団やホットカーペットの下に断熱シートを敷くと、熱が床に逃げにくくなり、消費電力を減らすことができます。場合によっては、電気をつけていなくても、体の熱を反射して暖かく過ごすことができます。

 効果

 断熱シートは、さわっているだけでも暖かく感じます。輻射熱を反射する効果があるためです。ちなみに夏には保冷バッグなどにも使われています。これも同じように熱を反射してバッグの中に伝えないようにしているものです。

 費用

 断熱シートはホームセンター等で売られています。1畳程度の広さで1000円以内です。

 関連の取り組み

 敷き布団と同様に床に敷くホットカーペットでも効果がありますE90 ホットカーペットの下に断熱シートを敷く

 台所のシンクの前など、床(足の裏)が冷たい場所にも、断熱シートを敷くと暖かく感じます。この場合には、スポンジが厚いほうがいいようです。足下に使う場合には、リンゴのダンボールの中に使われている発泡スチロールの網(太めのやつ)を敷いておいても、足下が暖かいです。

 商品例

 導入のしかた

 布団を敷く前に一枚多めに敷くだけです。

 おすすめの家庭

 布団を使っている家庭にはおすすめです。特に1階で寝ている家庭はぜひ試してみてください。

 コメント

  • なるほど。断熱マットはこたつやホットカーペットの下だけではなく、敷布団の下に敷いても効果がありそうですね。ただ、おそらく水分をあまり通さないのでこまめに干すことが必要になるかも、という気がするのですがいかがでしょう。まあ、そもそも布団はこまめに干さなきゃならんのですが。 -- ひろぽん? 2006-12-04 (月) 18:31:14
  • もともとキャンプ用に、断熱シートは使われていたものですので、素直な使い方かなと思います。湿気が下に逃げないので、干すのはしっかりしないといけないでしょうね。 -- ひのでや 2006-12-07 (木) 16:46:52
  • 冷え性なので寒さが一層厳しくなるこの時期にいいことを聞きました。早速実行してみようかと思います。 -- すばる? 2008-01-20 (日) 10:13:52
  • ほかにも、座布団サイズに切って椅子に敷いておいても温かいですよ。 -- ひのでや 2008-01-21 (月) 10:20:11
  • 発泡材は断熱効果がありますが、アルミは熱伝導性がよいので、熱がにげるのでは?ゆえに、夏使えばひんやりとしてよいと思う。反対意見ですいません。 -- Eマスター? 2008-03-10 (月) 10:45:13
  • Eマイスターさん、情報ありがとうございます。アルミの板は確かに熱伝導性がいいので、ネコのお昼寝シートなどにも応用されていますね。アルミが厚ければ、冷やす役割にもなるかもしれません。 -- ひのでや 2008-03-10 (月) 21:13:15
  • アルミは熱伝導がいいですが、熱の反射特性も兼ね備えた物質です。なので、直接触れると体温は奪われてしまいますが、触れない場合は熱を反射するので原理的には熱源が温かければ温かくなり、冷たければ冷やされて行くはずです。 -- ころっけ? 2008-04-21 (月) 01:11:51
  • 冷やされるなら、冬張って夏もそのまま使った方がエアコンの冷しにも良いって事ですかね?今はがそうか迷ってます。 -- ぽっけ? 2012-04-27 (金) 12:55:11
  • もともと「アルミ断熱シート」と書いていましたが、「断熱シート」「銀マット」という表現に変更しました。 -- ひのでや 2014-11-25 (火) 17:24:55


  編集 凍結 差分 添付 複製 名前変更   新規   最終更新のRSS
Last-modified: 2016-06-21 (火) 12:01:06, by 有限会社ひのでやエコライフ研究所