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暖房の設定温度を20℃以下にしましょう

 暖房の設定温度を下げることで、エネルギー消費量を減らすことができます。

 暖かいものを追い求めていくと、人間の感覚からいって、どんどん気温は高くなっていきます。ショッピングセンターの暖房設定は25℃になっていることが多くありますが、それでも「暖かくない」と感じる場合もあります。ちなみにショッピングセンターの冷房設定温度も25℃です。冬は厚着をしていて25℃で快適、夏は薄着をしていて25℃で快適とというのも、変なものです。

 暖かさを求めようとしたらきりがないもので、暖房はむしろ「寒くないようにする」ことだと心がけましょう。

 寒くない温度の目安が20℃ということで定められています。人によって感覚は違いますが、省エネの目安だということは覚えておいてください。

 それで寒いと感じる人は、部屋の温度で調整するのではなく、厚着をしたり、身体そのものを部分的に暖めるなどの工夫をしてみてください。

 効果

 暖房の設定温度を1℃下げると、おおよそ1割の暖房エネルギーを削減することができます。(ちなみに、冷房でも1℃設定温度を上げると1割の省エネになります。)

 費用

 設定温度を調整するだけです。ちなみに石油ストーブなどは、温度設定ができませんが、つけっぱなしにしていると部屋の温度が極端にあがっている場合がありますので、温度計をつかって確認してみてください。

 関連の取り組み

 単に温度を下げるだけだと寒いですので、E27 (冬)厚着をして暖房の設定温度を1℃低くするなど工夫をしてみてください。

 また、こたつやホットカーペットなどで足元を暖めたり、湯たんぽで体を直接暖めると、部屋の温度は低めでも快適に感じます。

 導入のしかた

 設定温度だけではなく、確認のためにもぜひ温度計は用意すると便利です。

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Last-modified: 2016-10-13 (木) 14:01:35, by 有限会社ひのでやエコライフ研究所