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オール電化は環境にいいのですか

 オール電化全般でみると、ガスや灯油を使ったほうがCO2排出量が少なくなりますので、「環境にいいとは言えない」となります。

 これからオール電化にする場合には、以下の点に注意してください。

 給湯器としてエコキュートではなく、電気温水器を採用する場合には、確実に環境負荷を増やしますので、望ましくありません。

 また、世帯人数が2人以下であったり、毎日風呂をわかさない(たとえばシャワーだけですますなどの)使い方をする場合には、お湯の消費量が少な目である傾向があります。この場合には、貯湯槽での蓄熱ロスの割合が大きくなり、ガスよりも効率が落ちることが多々あります。

 もしオール電化にする場合には、もしくはすでにされている家庭については、こまめに温度設定を調節するよう心がけて下さい。お湯を毎日全て使い切るような使い方が省エネにつながり、残り湯があると効率が大きく落ちます。このため、温度設定を低めにしたり、次の日に使用しないことを決めている場合には、前日から加温を止めるなどの工夫が必要です。

 また、お風呂の追い炊きをせずに、熱い注ぎ湯で浴槽の温度を保つ方法をすると、構造上電気の消費量が抑えられるようです。

 詳しい事例調査などの報告は、オール電化を参考にしてください。

2009/12/16

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Last-modified: 2018-05-05 (土) 09:18:25, by 有限会社ひのでやエコライフ研究所