オール電化は環境にいいのですか†オール電化全般でみると、ガスや灯油を使ったほうがCO2排出量が少なくなりますので、「環境にいいとは言えない」となります。 これからオール電化にする場合には、以下の点に注意してください。 給湯器としてエコキュートではなく、電気温水器を採用する場合には、確実に環境負荷を増やしますので、望ましくありません。 また、世帯人数が2人以下であったり、毎日風呂をわかさない(たとえばシャワーだけですますなどの)使い方をする場合には、お湯の消費量が少な目である傾向があります。この場合には、貯湯槽での蓄熱ロスの割合が大きくなり、ガスよりも効率が落ちることが多々あります。 もしオール電化にする場合には、もしくはすでにされている家庭については、こまめに温度設定を調節するよう心がけて下さい。お湯を毎日全て使い切るような使い方が省エネにつながり、残り湯があると効率が大きく落ちます。このため、温度設定を低めにしたり、次の日に使用しないことを決めている場合には、前日から加温を止めるなどの工夫が必要です。 また、お風呂の追い炊きをせずに、熱い注ぎ湯で浴槽の温度を保つ方法をすると、構造上電気の消費量が抑えられるようです。 詳しい事例調査などの報告は、オール電化を参考にしてください。 2009/12/16
|