衣類乾燥機を使わずに、天日乾燥をしましょう†最近は、衣類乾燥機能がついた洗濯機なども売られるようになっていますが、乾燥機能を使うと、洗濯で使うエネルギーの10〜20倍程度を消費してしまいます。もともと天日に干せば、電気などのエネルギーをつかわなくてもすむものです。簡単にできる太陽利用のひとつです。 梅雨の時期や、日本海側の冬など、晴れないときには洗濯物を干しても乾きにくいのですが、それでもなるべく、ベランダなどで風通しをよくし、最後は部屋干しで仕上げましょう。 ここ10年くらい、3月から5月ころの家庭の電気の消費量が増加していることが統計に表れています。どうも花粉が飛ぶシーズンで、天日乾燥をせずに乾燥機を使っていることも一つの理由のようです。花粉がエネルギー消費を増やしているというのも、不思議な話ですが、衣類乾燥機も統計的に電気を増やすだけの消費電力になることは注意が必要です。 効果†
費用†乾燥機能を使わないようにしたらいいだけです。 関連の取り組み†冬場には部屋が乾燥する場合があります。室内に乾すことで、多少の湿り気を供給することにもつながります。 導入のしかた†生活スタイルにより、夜に洗濯するような場合には、どうしても、乾燥機を使うほうが便利に思えます。なるべく朝方の生活をすることは、この面でも省エネにつながります。 また、曇りや雨の時、屋外のほこりが激しいときには、外に干せませんが、それでも時間をかければ衣服は乾燥してきます。 最近は乾燥機能付きの洗濯機が店頭の大部分を占めています。「省エネ」と書かれている製品も多いのですが、以前の「洗濯機+乾燥機」の組合せに比べて省エネが進んでいるだけで、以前の「洗濯機」のみの消費から比べると、桁違いに増加してしまいます。ご注意ください。 乾かなくて困るときのために、乾燥機能付きのものを購入することは構わないのですが、ふだんはなるべく使わないようにする工夫が大切です。また、もし乾燥機能をよく使う場合には「ヒートポンプ式」のものが比較的消費電力が少なくてすみます。 おすすめの家庭†冬場には、夜に洗濯をして、部屋につるしておくと、エアコンで乾燥しすぎることがなくなります。E12 (冬)気温が氷点下にならない時期はストーブ・ファンヒータではなくエアコンで暖房をするにも書いてあるとおり、エアコンは他の暖房器具に比べて省エネになりますが、乾燥しやすい面もあります。部屋に湿度を供給する意味でも、一石二鳥になります。 コメント†
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