電球を電球型蛍光灯に置き換えましょう†電球は、照明としては効率の悪い器具です。同じ明るさにするのに、蛍光灯のほうがおよそ4分の1程度の消費電力ですみます。 電球を蛍光灯に変えるとなると、手間が大変そうですが、電球と同じ形の蛍光灯(電球型蛍光灯)が売られています。電球の球をはずして、電球の代わりにつけるだけですので、簡単です。しかも、これだけで電気代が4分1になります。 蛍光灯といえば、白色の光を思い浮かべるかもしれませんが、電球と同じように暖かい色のものも出回っています。電球型蛍光灯では、この「電球色」のほうが人気があるようです。付け替えても、ほとんど雰囲気が変わりません。 なお、電球型蛍光灯は、寿命も長く、およそ電球の6倍使うことができます。このため、付け替えの手間も少なくなるというメリットもあります。 効果†1日の利用時間を 時間として計算すると、
費用†電球が切れたときに、電球ではなく「電球型蛍光灯」を選んでください。値段は電球が1個100円程度なのに対し、電球型蛍光灯は1000円程度します。ただし、電気代が安くなりますので、寿命までには十分もとを取れた上に、おつりも来ます。 電球型蛍光灯1個の値段を 円として計算すると、
1日6時間使用する場合、3ヶ月(0.3年)で元をとれます。電球型蛍光灯の寿命は2.7年です。 なお、ホームセンターなどで1個100円〜500円程度でも電球型蛍光灯が販売されているものもあります。省エネ性能はかわりませんが、明るくなるまでに時間がかかる場合があります。 関連の取り組み†居間の照明については、E57 高効率のHf(細管)式蛍光灯に置き換えることでも大幅に削減できます。玄関の照明などは、電球型蛍光灯にするより、E53 人感センサーがついた照明に置き換えるほうが、防犯効果も高いようです。 LED照明が出始めのころは、性能が電球形蛍光灯に劣る場面もありましたが、2014年時点では全般的にLEDのほうがよくなっています。E110 電球をLED電球に置き換える対策のほうがおすすめです。 導入のしかた†すぐに明るくなる必要がある場所(例えばトイレなど)は、安売り品ではなく、メーカー製のものを選んでください。最新のものは、すぐに明るくなるよう改善されていますし、たくさん点け消ししても壊れない設計となっています。 明るさを調節できる装置(徐々に明るくするなど)がついている場合は、調光機能対応型の電球型蛍光灯を選んでください。 そのほかの場合には、特に問題なく電球と入れ替えることが可能です。電器屋さん、ホームセンターなどで売られています。 おすすめの家庭†電球を使っているすべての家庭におすすめです。ただし、ほとんど電球を使わない場合(1日10分程度しか使わないなど)は、あまり効果は出てきません。 逆に、廊下や門灯など、夜間中つけている場合には、ぜひ使ってみてください。 コメント†
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