夏は風呂をためずにシャワーのみにしましょう†浴槽にお湯をためる家庭では、シャワーを使っている割合が多いと推測されています。もしシャワーだけで済ますことができれば、浴槽のお湯をわかす分を減らすことができますので、大幅にエネルギー消費を減らすことができます。 冬であれば身体を温めることも大切ですが、夏は汗を流すことが重視され、シャワーだけでも十分快適です。 温水を作るのには意外と多くのエネルギーが掛かります。浴槽いっぱいにお湯をためるエネルギーは、小型テレビに換算すると50時間以上点けているのと同じだけのエネルギーが消費されます。 ただし、もしシャワーを使わずに浴槽のお湯で、身体を洗うことをしている場合には、必ずしも減るわけではないので注意してください。家族全員でシャワーを使う時間が長い場合には、逆に浴槽のお湯だけを使うほうが、エネルギー消費が少なくなる場合もあります。 夏の昼間には、お湯ではなく水でシャワーを浴びるのも気持ちがいいものです。何度あびても構いません。汗を流した上に、身体も冷やすことができ、涼しく過ごすことができます。水を浄化するためにもエネルギーがかかりますが、お湯を沸かすエネルギーと比べると10分の1以下ですみます。省エネである上に、涼しく過ごすこともできます。 効果†現在都市ガスでお湯を沸かしている場合
もし浴槽のお湯で身体をあらって、シャワーを使っていない家庭の場合(浴槽のお湯を足さない場合)には、家族全員でのシャワーを使っている合計の時間を計ってみてください。シャワーの勢いで浴槽をためると、10〜20分かかります。この時間よりもシャワーの合計の時間のほうが短ければ、シャワーにする効果があります。 費用†費用は特にかかりません。 関連の取り組み†シャワーについては、E104 節水シャワーヘッドをつけることも効果的です。 また、E22 シャワーを出しっぱなしにせず、お湯を2割減らすや、E41 浴槽にためるお湯の量を1割ほど少な目にすることも考えてみてください。 導入のしかた†シャワーにするだけです。 おすすめの家庭†夏場にも浴槽にお湯をため、シャワーも併用している家庭におすすめです。 なお、太陽熱温水器を利用している家庭は、お湯を作るエネルギーは太陽熱でまかなっているので、それほど気にする必要はありません。 コメント† |