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シャワーを出しっぱなしにせず、お湯を2割減らしましょう

 省エネの取り組みとして、お風呂の対策はとても効果的です。シャワーのお湯をつくるためのエネルギーは、小型テレビを200台分つけているのに相当します。少しでも使う時間を短くすると、効果的な削減につながります。

 シャワーの使い方は人によって違うと思いますが、体を洗っている間に、お湯を流しっぱなしにしていることはないでしょうか。大量のエネルギーを無駄にしていることになります。10秒止めるだけで、テレビ1時間我慢するのと同じだけの効果がでてきます。

 なお、冬場など一度止めてしまうと冷たくなってしまうことがあります。こんなときには、あらかじめ浴槽のお湯を少なめにしておいて、体を洗っている間は湯船にシャワーを突っ込んでおくと無駄になりません。あからじめ浴槽のお湯を少なくしておくこともポイントです。

 アンケート調査をすると1人平均5分程度利用しているようです。でも人によっては40分以上使っている人もいます。気持ちいいのはわかりますが、40分も使っていると浴槽2杯分程度もお湯を使うことになってしまいます。時間にはご注意を。

 効果

現在都市ガスでお湯を沸かしている場合

都市ガスの削減(m3)光熱費の削減(円)二酸化炭素排出量の削減(kg)
1ヶ月の削減899017
年間の削減9411,875209
  • 10L/分のシャワーを、家族あわせて10分止めた場合の削減量になります。

 費用

 自分で止めておくだけです。費用はかかりません。

 関連の取り組み

 ホームセンターで購入して、E104 節水シャワーヘッドをつけるのもいい方法です。シャワーの穴が小さくなっていますので、少ないお湯の量でも「あたっている」感じがするため、およそ3割程度お湯を少なくすることができるといわれています。

 ガスや電気、灯油で沸かすと、お湯のエネルギーが無駄になりますが、どうしてもお湯を使いたい方は、E07 太陽熱温水器を設置して利用するE04 真空貯湯式のソーラーシステムを設置して利用するなど太陽熱を利用する方法もあります。

 導入のしかた

 無駄にシャワーで使っているお湯がないか、チェックしてみてください。

 おすすめの家庭

 シャワーをよく使う家庭におすすめです。

 ちなみに、お風呂だけでシャワーを使わないという家庭でも、お風呂のお湯をためるのにシャワーと同様たくさんのエネルギーが使われています。お湯の量を少しでも少なめにすると効果が大きくでてきます。



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Last-modified: 2017-08-09 (水) 13:51:16, by 有限会社ひのでやエコライフ研究所