衣服で調節し、冷房を控える†夏に暑いからといってすぐに冷房に頼ったりしていませんか? 夏でもビジネススーツを着ていたら、それは暑く感じて当然です。まずは衣服で調節するようにしましょう。その上で暑い場合には、冷房の温度設定を28℃以上で守ってに使うようにしてください。 ただし高齢の方は、暑く感じにくい傾向があり、室内で熱中症になる場合もあります。水分補給をした上で、気温の高い日には冷房を活用してください。 ボタンひとつですぐに涼しさを得ることができますが、その前に自分の衣服を見直すことで余計な機器を使わずに済むかもしれません。重要なのは、部屋全体の温度を下げるのではなく、薄着や軽装をすることで自分の感じる温度(=体感温度)を下げることです。 冷房消費は、家庭よりむしろ事務所やスーパーなど業務系での利用が多くなっています。いわゆるビジネスマンがネクタイにスーツを着ていると、かなり冷房をきかせないと暑く感じます。ネクタイにスーツは寒い地域で発達した衣類であり、日本の夏には適しません(テレビでも、東南アジアでの国際会議などでは、各国代表が開襟シャツであいさつしている様子などが出ていると思います)。 季節感もありますし、エネルギーを使うことなく涼しさを得ることができます。 効果†費用†衣服を薄着のものに取り替えるだけなので、特に費用はかかりません。(クールビスを購入するとなると少しかかりますが) 関連の取り組み†冷房の使わないようにする工夫は、E86 冷房でエアコンの設定温度を28℃にするでくわしく紹介しています。 この取り組みは夏のものですが、冬は反対に厚着することで暖房のエネルギー消費を減らすことができますE27 (冬)厚着をして暖房の設定温度を1℃低くする。 導入のしかた†冷房に慣れてしまっている人はすぐに実行するのは難しいかもしれませんが、徐々に慣らしていってください。また、家族で取り組むと効果が大きくなるので、ぜひ話し合ってみてください。 特に高齢者や幼児などは、非常に暑い日には無理をするのではなく、エアコンを使うようにしてください。熱中症の危険があります。水分補給も、のどが渇いてからではなく、かわく前に飲むことが大切です。 また、涼しくする工夫もあわせて取り組んでみて下さい。 おすすめの家庭†冷房代が非常にかかる家庭や、事業所にはおすすめです。 コメント† |