エアコンのフィルターを掃除しましょう†エアコンのフィルターは、ほこりがたまりやすく、たまると送風の流れのじゃまをしてしまいます。フィルターを外して掃除をすることで、省エネになります。できれば使用している期間は月1回程度、シーズンに1回はフィルターを確認してみてください。 送風が弱くなると、エアコンの本体で作った冷気や暖気を、部屋に送り出す(室内機内部で熱交換をする)効率が落ちてしまいます。このため部屋が暖まりにくくなり、余計にエネルギーを消費してしまうことになります。特に、暖房で強運転をするときに大きな違いとなってでてきます。 ちなみに、通常エアコンを運転するときにも、送風は強にするほうが冷気や暖気を効率的に部屋に送り出すことができるので、省エネになります。暖房のときには、床まで暖気を届かせるためにも、強風運転のほうが望ましいです。 最近は、掃除の必要がないエアコンも販売されています。フィルターがつまって効率が落ちることが避けられますので、カタログ上は電気代の差はありませんが、実際に使っていると差となって出てきます。 効果†期間を平均してみると、1年フィルター掃除をしなかった状態(約2gのほこりが付着した状態)で、暖房では12%程度電気消費量が増え、冷房では5%程度増えてしまいます(松下電器産業調べ)。 費用†通常のフィルター掃除では、掃除機で吸い込んだり、フィルターを外してはたく程度ですみます。 キッチンの油煙や、たばこの煙など、掃除機だけでは取りきれない場合には、洗剤を使って掃除をすることになります。煙が多い場所で使う場合には、こまめに作業をすると、汚れ落ちも簡単です。 何年も掃除をしていないと、フィルターに油などがこびりついてしまい、エアコンとして機能しなくなる場合もあります。電気店などに頼んで掃除してもらってください。この場合には1万円程度かかりますが、掃除をしてもらう価値は十分あります。 関連の取り組み†暖房にもエアコンを使うと省エネになります。E12 (冬)気温が氷点下にならない時期はストーブ・ファンヒータではなくエアコンで暖房をするなども参考にしてください。 導入のしかた†おすすめの家庭†エアコンのフィルター掃除をした覚えがない家庭は、ぜひチェックしてみてください。またダイニングキッチンなど料理の油が舞っている部屋では、かなり汚れている可能性もあります。 最近はフィルターを自動的に掃除するエアコンが出回っています。掃除をしないと性能が落ちますから、これも一つの省エネ機器と言えるでしょう。 参考: http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0706/kaden003.htm(そこが知りたい家電の新技術 / PC Watch) 取組んでいる人の割合†京都市の環境家計簿で実践している人の割合です。 「エアコンのフィルターを掃除する」http://www.hinodeya-ecolife.com/check/act01.htm コメント†
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